北海道といえば牧場に牛、しぼりたての牛乳というイメージの方も多いのではないでしょうか。函館空港から車で10分の距離に、育成牛の放牧場と牛乳工場が一体となった「函館牛乳アイス118」があります。函館空港から3kmという近さですが、公共交通機関の便がないスポットなので、函館観光でドライブをするならぜひ訪れたい場所です。牛乳工場だからこそ作れる新鮮な牛乳を使ったソフトクリームが有名ですが、「ジョッキde牛乳飲み放題」も隠れた人気があります。牧場で牛乳を飲むのはめったにできない経験ですが、それを何杯でもお替りすることができるのです。牛乳工場の中には見学スペースがあるので、普段の生活では見ることのできない牛乳の製造工程を見学するのも楽しいでしょう。また、仔牛とのふれあい体験や哺乳体験、牛への餌やり体験やバター作り体験も、事前に予約しておけば参加できます。
函館空港から函館牛乳アイス118へのアクセスは3.3km。10分で到着します。
住所:北海道函館市中野町118
函館の有名な史跡といえば、五稜郭です。函館空港から車で、約15分の距離にあります。五稜郭跡は市電で行くと、最寄りの電停から15分ほど歩かないといけません。ところが車だと、近くの駐車場から歩いて3分程度なので気軽に立ち寄ることができるのです。五稜郭跡の史跡指定面積は、東京ドーム5個分。明治維新の頃に起きた戊辰戦争の舞台となった場所です。函館奉行所も復元され公開されているので、ぜひ見学しましょう。奉行所の周りには五稜郭が造られた当時に植えられた赤松が堂々と立っていて、歴史ムードにたっぷりと浸ることができます。
五稜郭タワーにも登ってみましょう。展望台から見える景色は、季節によって、また天気によって、全く違って見えます。時間があるなら、2階の展示スペース「五稜郭歴史回廊」をじっくりと見るのも面白いでしょう。幕末当時の人々の模型は、服の汚れのような細部までしっかりと再現されています。ここでしか買えないお土産も売っているので、函館旅行のいい思い出になります。五稜郭公園をぶらぶら歩くのもおすすめです。
函館空港から五稜郭跡へのアクセスは約8km。20分弱で到着できます。
住所:北海道函館市高松町511番地
函館市内をドライブするなら、ぜひ走ってほしいのがともえ大橋です。函館の観光名所として有名なウォーターフロント地区と国道227号線を結ぶ臨海道路で、全長は1924m。まるで海の上を走っているような感覚を味わえます。函館港を見渡す絶好の景色と、まるで牛が寝そべったような函館山の優雅な姿も楽しみましょう。眼下には、青函連絡船記念館摩周丸も見ることができます。五稜郭跡から赤レンガ倉庫があるウォーターフロント地区まで車で移動するにも、ともえ大橋を通ると渋滞が回避できてとても快適です。
また、夜のともえ大橋も昼間とはガラリと雰囲気が変わるので、おすすめです。観光バスがわざわざ遠回りしてまで来るという、函館湾の夜景は一見の価値があります。有料になりますが、函館市桟橋駐車場を利用すれば徒歩でともえ大橋を渡ることもできます。海側にしっかりとした広めの歩道が整備されていますので、潮風に吹かれながら散歩するのも楽しいでしょう。
函館空港からともえ大橋へのアクセスは9.7km。約20分です。
住所:北海道函館市若松町
函館山の南東部、津軽海峡に面した立待岬も函館観光の人気スポットです。海抜30mの断崖絶壁がまるで海に突き出るかのようにそびえ立っていて、津軽海峡を一望のもとに広がります。さらに、運良く快晴の日に当たれば青森県の津軽半島と下北半島も見ることができるのです。切り立った崖を間近で見たければ、遊歩道を通って海岸へ降りていきましょう。また、夜の立待岬はイカ釣りの漁火を眺められるロマンチックな場所になります。
駐車場の隣には広場があり、広場の一角に建てられているのは「与謝野寛・晶子の歌碑」です。この広場を夏に訪れると、北海道の花であるハマナスの香りを楽しむことができます。駐車場から岬へ向かう坂を登りましょう。途中に「石川啄木一族の墓」があります。石川啄木はよく、大森浜を散歩しました。立待岬に立つと、大森浜から湯の川温泉街へと続く海岸線が広々と見渡せます。それでこの場所に、啄木の墓が建てられたのです。なお、立待岬は夜8時から翌朝6時の間は夜間通行止め、さらに冬期も車両通行止めになるので注意が必要です。
函館空港から立待岬へのアクセスは、10.8km。約23分で到着できます。
住所:北海道函館市住吉町16
函館空港に到着して手荷物受取所を出ると、正面に各社のレンタカー受付カウンターがあります。函館でレンタカーを利用しようと思えば、ここで手続きをすればすぐに借りることができます。受付を済ますと、空港の近くにある店舗まで無料送迎で移動し、そちらで車を受け取ったらドライブスタートです。順調に進めば、空港についてから30分程度でドライブに出かけることができます。ただし、レンタカーを利用する人は多いので、到着便が重なったりすると、待ち時間が発生することもあります。2~3人でレンタカーを利用するなら、誰か1人は手荷物を受け取る前にレンタカー受付カウンターに向かったほうが無難でしょう。
レンタカー受付カウンターでは、担当者が客の送迎のために席を外していることがあります。また、受付カウンターに担当者が常駐していないレンタカー会社もあります。その場合は、店舗に電話をすることになります。函館空港内に受付カウンターがあるレンタカー会社は、空港から見える場所に店舗があることがほとんどで、歩いても10分程度の距離です。担当者を呼んで送迎してもらうより、歩いた方が早い場合もあるので覚えておくといいでしょう。
函館市内は、観光スポットが小さい範囲にまとまっているのが大きな特徴です。市電やバスも発達しているので、レンタカーを利用しなくても1日で観光スポットをほぼすべて網羅することも可能です。しかし、どうしても慌ただしい旅行になりますし、公共交通機関は待ち時間があったり、時間を気にして行動したりしなければいけません。ゆったりと、自分のペースで観光をするにはレンタカーが便利です。また、五稜郭や湯の川温泉など市内の中心地から少し離れた場所にある観光スポットへの移動や、「北海道に来たからには少し郊外までドライブしたい」という場合には、レンタカーの利用がおすすめです。
函館空港周辺で利用できるレンタカーで、エアトリレンタカーが扱っている店舗は、オリックスレンタカー函館空港店、タイムズカーレンタル函館空港前店、トヨタレンタカー函館空港店、ニッポンレンタカー函館空港前営業所、バジェットレンタカー函館空港店、日産レンタカー函館空港店の6店舗になります。
バジェットレンタカー以外の5店舗は、函館空港の国内線到着ロビーに受付カウンターがあります。向かって右から2番目のカウンターにオリックスレンタカー函館空港店。そこから順番に、ニッポンレンタカー函館空港前営業所、タイムズカーレンタル函館空港前店、トヨタレンタカー函館空港店、日産レンタカー函館空港店の順番に並んでいるのですぐにわかります。車両を受け取る店舗も空港から見える場所にあり、5店舗とも函館空港駐車場の外側を走る道道63号線沿いに並んでいます。空港から店舗まで無料送迎がありますが、すべて車で1~3分の距離です。徒歩で向かう場合も、空港から350~500mの距離なので10分程度で着きます。
バジェットレンタカー函館空港店は函館空港内に受付カウンターがありませんが、前日までに到着時刻を知らせておけば係員が店舗まで無料送迎してくれます。バジェットレンタカー函館空港店の店舗は空港から約1kmの距離にありますが、アクセスがいいので車だと2分で到着します。
レンタカーを利用する際に絶対に忘れてはいけないのが、免許証です。免許証の不携帯は道路交通法違反になるので、出発のときに免許証を提示できないとレンタカーを借りることはできません。また、仮免許の人がレンタカーを借りることもできないので注意が必要です。運転免許証を持っている人がレンタカーを借りて、仮免許の人が運転することもできません。運転する人に代わって別の人がレンタカーの予約をするケースもありますが、必ず運転する人の情報を入力して予約をするようにしましょう。ドライブの途中で運転を交代するなど運転者が複数いる場合は、出発時に運転者全員の氏名を貸渡証に記入する必要があります。なお、運転手付きのレンタルは、道路運送法第4条1項によりできません。
レンタカーの利用料金は、キャンペーン内容や車種、利用時間によって決まります。走行距離によって料金が変わることはありません。車両レンタル料金に、オプション料金、乗捨料金、免責補償料、諸保証料を足した合計金額が、利用料金になります。なお、ハイシーズンの期間は料金が変わるので注意が必要です。乗捨とは、函館でレンタカーを借りて札幌で返却するなど、出発店舗以外の店舗へ車を返却することです。利用料金は出発のときに支払いますが、超過料金や燃料代などはレンタカーを返却するときに支払いをします。燃料を満タンにしないで返却すると、レンタカー会社が定める走行距離換算料金か、燃料ゲージの残量による精算になります。レンタカーを返却する前には、自動車メーカー指定の燃料で満タンにしましょう。
レンタル期間の途中でレンタカーを返却することもできますが、事前に返却店舗の承諾を受けないといけません。料金の払い戻しや中途解約の手数料はレンタカー会社の規定によるので、手数料を引くと払い戻しがない場合もあります。また、出発前に予約をキャンセルすることはできますが、貸出場所や車種を変更することはできません。その場合は、新たに予約を入れ、もとの予約をキャンセルします。キャンセルの日にちによっては、キャンセル料がかかることもあるので注意が必要です。
せっかくの旅行なので、気に入った車種でドライブをしたい方もいるでしょう。しかし、レンタカーはクラス指定での予約になるので、車種の指定はできません。車種に関する問い合わせは、車を借りる店舗に直接連絡するようにします。函館空港からレンタカーを利用する場合、冬期はスタッドレスタイヤが標準装備になっています。しかし、スキーキャリアなどの冬期用のオプションは、希望するオプションが記載されている商品を選ぶようにします。禁煙車をレンタルしたい場合も、禁煙車と記載されている商品を選べば大丈夫です。記載されていない商品については、店舗に直接問い合わせをします。「ETCカードをレンタルしたい」「音楽プレイヤーをつないで音楽を聞きながらドライブがしたい」「ペットを同乗させたい」などの希望がある場合も、店舗に問い合わせればいいでしょう。
エアトリレンタカーを利用するには、トップページから気に入ったプランを選んで予約すれば大丈夫です。まずは、出発日時を選択します。次に場所の選択ですが、都道府県・新幹線停車駅名・空港から選択することができます。函館空港からレンタカーを利用するなら、空港から函館空港を選択します。利用可能な営業所が表示されますので、好きな店舗を選択します。店舗が用意するプランから、お気に入りのプランを選びましょう。禁煙車や車種など、複数の条件でプランを探すこともできます。
プランが決まったらプラン詳細画面へ進み、車の特徴や料金を確認します。問題がなければ予約確認へ進み、出発日と返却日を確認しましょう。オプションを希望する場合は、ここで選択しておきます。名前・メールアドレス・電話番号など必要事項を記入し、入力内容と利用規約を確認します。最後に「予約する」ボタンを押せば予約完了です。予約内容確認のメールが届くので、確認しましょう。料金の支払いは、当日車を受け取る手続きのときにします。車を受け取ったら出発しましょう。
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