羽田空港は、日本の玄関でハブ空港としての役目を果たしており、場所は東京都大田区羽田にあります。国内線の発着の場合、モノレールでは羽田空港第1ビル駅と羽田空港第2ビル駅が直通しており、京急線の場合は羽田空港国内線ターミナル駅が利用可能です。車の場合は、空港中央、湾岸環八、空港日、羽田への首都高につながっているため、都心や横浜へのアクセスが容易です。都心部へは首都高を使うと30分ほどでアクセスできる手軽さです。
空港内には豊富にお店やレストランが揃っており、食事やショッピングをするだけでも楽しめるようになっています。国内線ターミナルから、無料連絡バスが出ている国際線ターミナルには「江戸小路」という、外国人に人気の江戸情緒が楽しめるテーマパーク的な空間が広がります。そのほか「江戸図屏風」に登場する「はねだ日本橋」というハーフサイズの日本橋を渡ることもできます。ほかにも、プラネタリウム番組が見られる「スターリーカフェ」、日本のお茶文化を楽しめる伊藤園の「茶寮」、恵比寿の焼肉有名店「焼肉チャンピオン」なども入っており、空港内だけでもデートや家族で遊びに来る場所としてぴったりです。
羽田空港の歴史についてもみていきましょう。羽田空港は長い間、日本の経済、社会を支えてきました。その歴史の始まりと言えば、1931年に日本初の国営飛行場としてオープンしたことに遡ります。しかし、第二次世界大戦により、アメリカに接収されてしまいましたが1952年に返還され、東京国際空港として再開したのち、1978年の新東京国際空港(現在の成田国際空港)が開港されるまで日本の国際飛行場として活用されていました。
しかしながら、成田国際空港の都心へのアクセスの悪さや、発着容量が不足するなどの問題があり、再び羽田空港の再国際化に注目が浴びせられました。その結果、2010年10月に、新たに併設された4本目の滑走路を含めて国際線ターミナルが再オープン化の運びとなりました。現在、日本最大の空港であり、利用者数が世界でも上位に位置するパワフルな空港です。
なお、世界の空港や航空会社を評価する英国のSKYTRAX社の実施するグローバル・エアポート・レーティングにおいては、羽田空港旅客ターミナルが、数年連続で世界最高水準である5スターエアポートを獲得するなど、国際的にも非常にハイレベルな空港となっています。世界一清潔な空港としても名高いです。年間旅客数が今後も増え続けることが予想され、ますます期待のおかれる空港であり、おすすめのスポットです。